2007年度から,情報基盤センターが情報基盤システムの一部としてライセンス契約し,大学所有のPCを対象に無償提供してきたESET社のアンチウイルスソフトですが,次期情報基盤システム更新時(2022年3月)は,ライセンス契約の更新を延長しないこととなりましたのでお知らせします。

理由としては,本学がMicrosoft社と結んでいる包括契約に含まれるMicrosoft Defender Advanced Thread Protection for Endpoint(旧Windows Defender ATP,以下はDefender ATPと呼称)の性能が他のアンチウイルスソフトと比べても遜色ないどころか,エンドポイントでのふるまい検知に対して,非常に高度な性能を有することが確認されたこと,今後はDefender ATPの性能が更に強化・洗練される見通しであること,Defender ATPがWindowsだけでなく,macOSやLinuxでも利用可能となったことなどが挙げられます。

学内ライセンス提供によるESET社製アンチウイルスソフトは2022年2月末までは利用可能ですが,余裕を見ての順次移行をお願いいたします。なお,移行に関する情報に関してはDefender ATPのページをご参照ください。

なお,Defender ATPのインストールが可能な機器は,本学の経費(科研費などを含む)で購入したものに限りますが,個人購入のPCの場合もWindows 10に標準搭載されているアンチウイルスソフトであるWindows Defenderをお勧めします。