教職員/学生ポータルやVPN,Office 365等で用いられているスマホ・電話認証ですが,正確には「Office 365(クラウド関連サービス系)」と「それ以外(学内関連サービス系)」の2種類の認証の仕組みを合わせてスマホ・電話認証と呼んでいます。これにより,どちらのサービスも利用する方で,スマホ・電話認証の認証方式を「アプリ」にされている方のMicrosoft Authenticatorアプリには,2つのアカウントが表示されていることになります。下記は具体例です。

認証対象 Microsoft Authenticator上の表記 対象となるサービスの例
Office 365系
(クラウド関連サービス)
名古屋工業大学
(自身の基盤ID)@ict.nitech.ac.jp
Office 365ポータル,OneDrive for Business,Teams,Azure Dev Tools for Teaching,受付くん他
その他
(学内関連サービス)
NITech
(自身の基盤ID)
教職員/学生ポータル,VPN,各種サービス

なお,この2つのアカウントは必須ではなく,利用されたいサービスが要求している方のアカウントのみMicrosoft Authenticatorアプリに追加してあれば問題ありません。ただし,サービスによってはどちらのアカウントを用いるかの判断がつかない場合がある上,どちらのサービス群もスマホ・電話認証にて積極的にご活用いただきたい観点から,2つとも追加して上図の状態にしておくことを推奨します。