情報基盤センターでは,Microsoft EdgeやWindows版Google Chromeにも対応した新たなICカード認証方式やスマホ・電話認証(旧名:多要素認証)を含めた認証基盤システム群を正式に運用しますので,お知らせします。具体的な変更・改善点は以下の通りです。

ICカード認証がMicrosoft Edge,Google Chrome等でも利用可能となりました。

従来はInternet Explorer 11のみサポートしておりましたが,新たに投入するブラウザー認証モジュールによりMicrosoft EdgeやGoogle Chrome等のモダンウェブブラウザーでもICカード認証が使えるようになりました。教職員/学生ポータルをはじめとする各種システムもこれらのウェブブラウザーでお使いいただけます。

ただし,Windows環境のみです。また,Internet Explorer 11も引き続きサポートを行いますが,開発元の方針により推奨はいたしません。

スマホ・電話認証を新たに導入します。

スマホ・電話認証は基盤ID認証(基盤ID/パスワード)に加えて,スマホアプリ(4GやWi-Fiでインターネットにつながるスマートフォン,タブレット等が利用可能)か電話かSMSのいずれかで追加認証を行うもので,一般的には多要素認証や2段階認証と呼ばれています。
面倒に思われる方もおられるかもしれませんが,お薦めのスマホアプリの場合ですと,増える作業はたったの1タップですので,ICカードをリーダーにセットするよりも簡単と言えます。
また,ICカード認証と同等の認証強度を持つため,Windowsはもちろん,macOSやモバイル端末でも教職員/学生ポータル他の利用が可能となります。

加えて,OneDrive for BusinessやTeamsといったOffice 365関連サービスは,このスマホ・電話認証を既に2019年3月28日から必須化しており,2019年6月1日からはVPN接続サービスも必須化させていただく予定です。

認証基盤システムにおけるログインがより安全に行えるようになりました。

従前は統一認証基盤であったにも関わらず,環境によって見た目がバラバラであった認証基盤システムのログイン画面を,文言を含めてどの環境においても同一となるよう,改善しました。
更にこの認証基盤システムに正しい組織の正しいサーバーとの通信が改ざんされることなく正しく通信していることを示すEV SSLサーバー証明書を導入しました。これによりウェブブラウザーのアドレスバーを見れば,その認証画面が正しいものか怪しいものかは一目瞭然です。

設定方法や利用方法などは下記ページをご覧ください。

ご不明な点などがありましたら,下記までお問い合わせください。

本件のお問い合わせ先 情報基盤センター ITサポート窓口
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