原因が判明:

3月のWindowsUpdateにおいて,㎅4489868 およびこれに関連するアップデートが適用された際に,ポータルにサインインする際に,ICカードでのサインインができない状況が発生しています.


マイクロソフト関連ページ

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4489868/windows-10-update-kb4489868

マイクロソフトは,信頼済みサイトの情報に関連する不具合を既に把握しており,修正版がでると考えられます.(2018年9月のWindowsUpdate修正は,1カ月後に修正後の更新ファイルが適用された)

 

対応策:

3月のWindowsUpdate適用後に,ポータルアクセスに不具合が出ている場合には,以下の1)と2)を設定してください.
 
1)*.ict.nitech.ac.jp は信頼する
 インターネットオプションの信頼済みサイトに,「*.ict.nitech.ac.jp」と「*.cc.nitech.ac.jp」の記述があること
 (消さない,消した場合は,再度追加)
 
2)信頼済みサイトの保護モードを有効にする
  Internet Explorer でローカル イントラネットおよび信頼済みサイトに対して保護モードを有効にします。

 手順
 2-1)[ツール] > [インターネット オプション] > [セキュリティ] の順に選択します。

 2-2) [セキュリティ設定を表示または変更するゾーンを選択してください] 設定内で [ローカル イントラネット] を選択し、
  [保護モードを有効にする] を選択します。
   [信頼済みサイト] を選択し、[保護モードを有効にする] を選択します。

   [OK] を選択します。

  これらの変更を加えた後は、ブラウザーを再起動する必要があります。

 
 
・多要素認証により,ICカード認証を用いずに,ポータルにアクセスする
 多要素認証を利用するためには,初期設定が必要です.※1
 
・インターネットオプションの信頼済みサイトに,「*.ict.nitech.ac.jp」と「*.cc.nitech.ac.jp」の記述がある ※2
 
の2つの対応を組み合わせることにより,回避することが出来ます.
 
 ※1 多要素認証の初期設定を行う際には,情報基盤センターWebの業務掲示板より,2/20付の掲示「ポータルなどへの多要素認証システム試用のお知らせ (情報追加)」にて簡易手順等紹介していますので,ご確認ください.その際,※2としておくことで,多要素認証サーバにICカード認証でアクセス可能となります.

 ※2 信頼済みサイトの「*.ict.nitech.ac.jp」と「*.cc.nitech.ac.jp」を削除すると,ICカード認証が可能になります

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3月のWindowsUpdate適用後に,ICカードでのポータルアクセスしようとすると読み取れない不具合が発生しているという報告がありました.
現在,確実な解消方法は,まだ不明ですが,解消した事例ありましたので紹介いたします.

パターンA: ICカードリーダの設定を再度行う 

  1. ICカードリーダを取り外す
  2. 情報基盤センターWeb 右のほうの,「ピックアップメニュー」 >ICカード設定 に従い,ソフトウェア再設定を行う
  3. ICカードリーダを接続する

FAQ(その他・全般)
InternetExplorer で、ICカードリーダを設定する際の設定変更事項(2019年3月のWindowsUpdate実行後のPC)

詳細等は,FAQページ及び業務掲示板にて,随時更新しております.

 

パターンX: 多要素認証にして,ICカードリーダなしで利用する

多要素認証を設定し,ICカードリーダを使用せずにポータルにアクセスする
多要素認証に関する情報は,
2/20 付掲示「【更新】ポータルなどへの多要素認証導入試験」 にて,紹介しています.掲示板の記事一覧で,「既読」チェックをオフにした後,「多要素認証」で検索してください.